OEM/PBについて
OEM加工は、お客様から支給して頂く「原料」でも、弊社で準備する「原料」でも加工する食用油を指定して頂ければ1リットルからの加工でも承ることが可能です。
支給して頂く「原料」は乾燥重量で食用油1リットルあたり100g~200gになります。(原料の種類により異なりますが新鮮な野菜の場合には1Kg~2Kgと考えてください。)
選ぶ食用油により価格は変わりますが、食用油の粘度と脂肪酸組成により、乾式粉砕を繰り返しても500メッシュ以下にならない原料もありますので、その場合にはカラーフレーバーオイルの沈殿物の粒度が多少大きくなります。
繊維質の多い素材は原料と食用油の分離は速いのでクリアーなカラーフレーバーオイルが加工後72時間で出来上がります。
出来上がったカラーフレーバーオイルはこれらの使い方が可能です
- 静置してクリアーオイルだけを使う。
- ROILとして濁らせて使う。
- 素材の沈殿物を使う

OEM例
OEM例1
原料支給の場合
- 支給品:愛媛県ブランドみかんの「甘平」の乾燥した皮を300g
- オリーブオイル 3リットル 7,500円(ℓ単価2,500円)
- 加工賃 1ℓから3ℓまで 20,000円
フレーバーオイル完成品 2.5リットル以上
OEM例1)参考価格 : 27,500円
OEM例2
原料素材弊社手配の場合
- せたがやそだち 柚子 4kg~5Kg 20,000円~25,000円(乾燥後確保重量300g)
- オリーブオイル 3リットル 7,500円(ℓ単価2,500円)
- 加工賃 : 1ℓから3ℓまで 20,000円
フレーバーオイル完成品 2.5リットル以上
※OEM例2)参考価格 : 47,500円~52,500円
せたがやそだちの柚子の規格外品を安価で確保できれば、大幅なコストダウンが可能になります。
OEM例3
原料支給の場合
- 支給品 玉露(一番かぶせ茶乾燥品:300g)
- MCTオイル 3リットル 25,500円(ℓ単価8,500円)
- 加工賃 : 1ℓから3ℓまで 20,000円
フレーバーオイル完成品 2.5リットル以上
※OEM例3)参考価格 : 45,500円
※5ℓ以上のフレーバーオイルのOEM加工費用原料素材のご相談の上、は別途お見積書を提出させて頂きます。

OEM事例
中国料理 榮林 様
赤坂榮林は特にオリジナルのレシピのラー油を大切にしていますが、作るときの毎回の悩みはラー油製品の製造加工後の酸化の速さでした。
榮林では一度に200リットルのラー油を作るのですが、季節により製造後1ヶ月から2ヶ月で酸化してしまうので、1ヶ月おきにラー油を製造していました。
酸化したラー油はお客様にも出せなくなりますし、酸化したラー油は料理の味や香りにも影響を及ぼしますので、廃油として捨てる事になります。
廃油として棄てるラー油は毎回製造したラー油の50%前後にもなります。
政府の要請もあり、2021年夏のコロナ禍では製造したラー油の90%を棄てるという状況になっていました。 それでも老舗中国料理店としては、いつもと同じようにラー油を作り続けなければお客さまにご迷惑をお掛けする事になります。
毎月のように中国料理職人が、自店のオリジナルレシピで200℃近い灼熱の厨房で、命がけで作る危険なラー油を、私はどうしたら良いのだろうか。先代ならどう考えただろうか? 自店でラー油を作らずに食材店に相談して仕入製品に変えるか?それで先代から受け継いだ酸辣湯麺の味を損ねることになれば、店を閉める方が良いのか?
創業一族の関口さんは悩みました。
このとき関口さんは中国料理店全体のことも考えて結論を出すべきだと思いました。
この廃棄される食用油を中国料理店全体で考え減らさないと、中国料理店全体で年間に廃油として棄てられている食用油は、何万トンというレベルになってくるはずだと考えました。
常々中国料理店の廃油は環境を汚染していると悩んでいた関口さんは、今こそ業界全体でSGDsを考え実行する時期だと考えました。
ラー油の作り方は油を180℃から200℃に熱して作るものというラー油作りの基本を根本から変えられないか?
亡くなった父親同士が50年来の友人であり、自分たちも友人関係である当社代表に相談をする事にしました。
「加藤さん、酸化しないラー油を作れないだろうか?」
この一声から今回のプロジェクトは始まりました。
当社代表の加藤は22年前に国際特許技術で食用油を加工していた経験はありましたが「酸化しないラー油」作りというのは初めての事でした。
特に「食用油」に不純物(スパイス類)を何種類も入れるという事は、モノに酸化促進剤を加えているようなものではないのか?
モノは何でも加工しない方が姿が長期間保てるはずである、そのモノにスパイスを複雑に入れた榮林レシピのラー油を酸化させずに作れるものか?
依頼されてから18ヶ月間が経ち、極めて酸化が遅いと考えられる榮林レシピのMCTラー油が完成しました。
このラー油を味わった時に関口さんは「加藤さん、これだ!これならSGDsに適う廃棄ロスの出ない榮林のラー油だ!」と叫びました。
これなら新たな榮林のラー油として使えるし、以前からお客様に販売して欲しいと言われていた「赤坂榮林」のラー油を販売する事が出来るようになると満面の笑顔で話をしていました。
こうして、中国料理の老舗「赤坂榮林」の秘伝のレシピのラー油の味が変わることなく、2023年春よりお客さまの食卓にも提供できるようになりました。
この酸化が極力抑えられた加工製法は、中国料理の基本である「辣」だけではなく「麻」の痺れるような山椒を生かした「山椒麻油」も作り出すことに成功しました。
中国料理老舗「赤坂榮林の味」は先代より確実に次世代に受け継がれております。 軽井沢店と現在は赤坂から移転した神楽坂店でも、老舗「榮林」の辣油・麻油はお買い求める事ができます。